ヘアカラーで傷ませないためにその2
2019年12月18日
ヘアカラーでのダメージは、1剤に含まれているアルカリ剤と2剤に含まれる過酸化水素水の量が多すぎると起こってしまうのですが、ほとんどのカラー剤メーカーの薬剤が多めに処方されています。
このヘアカラーの薬剤は、シャンプーしても毛髪内部に約2週間ほど残ります。
実際に使ったヘアカラー剤のパワーが強すぎると、染めた後もしばらくダメージが進行してしまいます。
ではこの毛髪内部に残留してしまう薬剤をどう処理するのか?
それがヘアカラー時のダメージを軽減するポイントの2つめです。
ヘアカラー剤を塗布して染まった後にシャンプーをしますが、この時に髪に残留する過酸化水素をカタラーゼ酵素とかヘマチンと言う抗酸化剤を使うと過酸化水素を分解することができます。
但し、アルカリ剤を高濃度に配合してあるカラー剤にそのままカタラーゼを付けてしまうのはちょっと危ないので酸性リンス等で中和しながらカタラーゼの処理をすると良いですが、中性カラーの場合はカタラーゼのみでも良いです。
その処理をするかしないかでは、その後のダメージが大きく変化していきます。
お洒落を楽しむには髪のダメージはついて回りますが、特にヘアカラーはダメージしやすいので前処理・中間処理・後処理をしっかりするようにおすすめします。